誠実な人柄。誠実な接客。
お店の顔として責任を果たします。

LIFE六丁の目店店長 渡邊|2023年入社

真面目で実直でお客様にも従業員にも非常に丁寧に接している渡邊。
お客様への接遇はTGMの中でもトップクラスです。
そんな六丁の目店店長渡邊へのインタビューです。

LIFE六丁の目店店長渡邊インタビュー開始

まずは、渡邊さん個人についてお聞かせください。

── まずは、渡邊さん個人についてお聞かせください。
現在、TGMではどのような立場で、どんなお仕事をされていますか?

渡邊:六丁目店という2店舗目の独立店舗の店長として、営業を担当しています。
シフト管理、商品管理、お客様管理など、店舗運営に関わるすべてを任されています。
自分自身も接客に立ち、お客様と直接関わりながら、店を運営しています。

── 店長という立場で幅広くご活躍されているんですね。
続いて、渡邊さんのこれまでの経歴について教えてください。
前職も含め、学生時代や社会人になってから、今に至るまでの流れをお話しいただけますか?

渡邊:もともと仕事が好きで、高校時代はJR関連のアルバイトをしていました。
新幹線の車内清掃を担当していて、到着してから10分以内に1車両を仕上げるという、かなりハードな作業でした。
バイトながらも社員から仕事を教わり、3年間続けました。
当時は出勤希望制で、自分の意思で自由にシフトを入れることができたのが特徴的でしたね。

TGM従業員インタビュー六丁の目店店長渡邊画像

── 高校生でその仕事を3年間続けたのはすごいですね!
その後はどうされたんですか?

渡邊:高校卒業後は専門学校に通いながら、国分町で夜の仕事をしていました。
いわゆる「メンズパブ」などで、女性スタッフのマネジメントも担当していました。
夜は接客業、昼はアパレル関係のアルバイトと、二足のわらじを履いていました。
人と話すのが好きだったので、どちらの仕事も楽しみながらできましたね。

── 昼と夜で全く違う業界ですが、どちらも接客という共通点があったんですね。
もともと人と話すことはお好きだったんですか?

渡邊:はい、初対面の人と話すのが好きですね。
最初は苦手意識もあったんですが、仕事柄、自然と慣れていきました。
夜の仕事では「とにかく声をかけろ」と言われ、半ば強制的に知らない人にもどんどん声をかけていました。
それが今思えば、良い経験だったと思います。

── その時の経験が、今の接客スタイルにも活きているんですね。
ちなみに、歩いている人をキャッチする時に何かコツなどありましたか?

渡邊:だいたい、歩くスピードや目線の動きで、「この人は店を探しているな」とわかるようになりました。
そういう人に声をかけると反応が良かったですね。

── すごい観察力ですね。
では、アパレルへの興味はいつ頃から芽生えたのでしょうか?

渡邊:17歳の頃、友人に誘われて、裏原宿系のブランドにハマったのがきっかけです。
それまではストリート系のカジュアルな服装をしていましたが、ある日アベイシングエイプやグッドイナフを取り扱う「anywhere/エニーウェア」というショップに連れて行かれ、その店に陳列しているTシャツなどのアイテムに衝撃を受けました。
その後もレボリューションさんが手掛ける「Choice/チョイス」という店で取扱っているアンダーカバーやゴルチェにも同じような衝撃を受けました。

── 17歳で裏原文化にハマったんですね。
そこからどのようにアパレルへの道を深めていったのでしょう?

渡邊:最初は6000円もするTシャツを買うことに驚きましたが、着ているうちに「これが本物なんだ」という意識が芽生えました。
この時期にファッションの魅力にとりつかれました。

古着屋勤務時代の話〜TGMに入社するきっかけ

古着屋時代

渡邊:この頃夜の仕事をやりながら昼は「アップライジング」という古着屋でも働きながら、より深く洋服に関わるようになりました。
オーナーが直接アメリカや中国に買い付けに行っていて、仕入れた商品を開封する作業に立ち会わせてもらうこともありました。
そこで、ヴィンテージアイテムの知識や、古着の面白さを学びましたね。

── なるほど、実践を通してかなりの経験を積んだんですね。

渡邊:はい。当時はダブルエックス(Levi’s 501XX)など、ヴィンテージデニムも今よりも流通している面白い時代で様々な古着商材を見る事が出来ました。
当時のお店には今別の会社で代表を務めている方もお客さんとして遊びにきてくれていました。

── 古着文化が一番熱かった時代ですね!

夜の仕事からの転機

渡邊:夜の仕事も続けていましたが、父親ががんになり、亡くなったことが大きな転機になりました。
母親からも「そろそろきちんとした仕事を考えたほうがいい」と言われ、それをきっかけに昼間の仕事に本格的にシフトすることを決めました。

ちょうどその頃、宮城県多賀城市にエンターテインメント系リユース店がオープンしたばかりで、面接に行ったその日の夕方から働くことになりました。
そこから約23年間、同じ会社に勤め続けました。

── 23年とはすごいですね。その会社ではどのような経験をされたんですか?

渡邊:札幌で新店をオープンするなど、店舗立ち上げにも関わらせてもらいました。
また、当時の会社では、比較的自由にお金を使わせてもらえたので、仕入れや運営面で大きな裁量を持たせてもらえたことも良い経験になりました。

例えば、オープン時に300万円を渡され、「全部使い切るまで帰ってくるな」と指示されたこともありました(笑)。
普通の会社ではなかなか経験できないことだったと思います。

TGMとの出会いと入社理由

TGM従業員インタビュー六丁の目店店長渡邊画像

── そこからTGM(ライフ)に入社されたきっかけは?

渡邊:前職の時代から、ライフの存在は知っていました。
他のブランド買取店が売上の苦しさから「どうですか?」「今月どうですか?」と連絡してくる中、ライフだけは一切そういう連絡をしてこなかったんです。

「この会社は本当に他に頼らず、自力で勝負しているんだ」と強く感じました。
それがとても格好良く思えましたし、「ここなら本気で勝負できる」と思ったのが一番の理由ですね。

── なるほど、そういう独立した姿勢に惹かれたんですね。

渡邊:はい。加えて、取り扱いブランドや在庫量も魅力的でした。
どこも店舗は持っているけれど、ライフは他と比べても圧倒的に在庫が多いと感じました。
「東北でブランド古着なら、ライフだろう」と思えるような、強い存在感がありましたね。

また、前職時代からの知り合いもライフにいたので、自然な流れで話が進みました。

TGMでの仕事観、社風、経営理念への共感

経営理念への共感

── では、TGM(ライフ)の経営理念についてお聞きします。
「ファッションを通じて三方よしの世界を作る」という理念に共感する点はありますか?

渡邊:はい。
一番は、店側だけが利益を追い求めても先がない、というところに共感しています。
お客様にも、関わるスタッフにも、いい思いをしてもらわないと、商売は続かないと思います。

── 実体験としてそう感じる場面もありましたか?

渡邊:前職では、極端な売り方や過剰な買取制限をやらされた時期もありました。
その時、「これは続かないな」と身をもって痛感しました。
お客様を裏切るような行為は絶対にダメだと、強く思っています。

TGM従業員インタビュー六丁の目店店長渡邊画像

社風と文化について

社風や企業文化

── TGMの社風や企業文化について、どんな特徴があると感じますか?

渡邊:まず、1人1人がジャンルごとに担当を持って責任を持っている点が特徴だと思います。
そして、やはり本当に「服が好き」な人たちが集まっている会社だなと感じますね。

TGM従業員インタビュー六丁の目店店長渡邊画像

── 他社との違いを感じる部分はありますか?

渡邊さん:あります。
例えば、上司と部下の距離がとても近い。
普通の会社だと、社長に話しかけるのはかなりハードルが高いと思いますが、うちの会社では、アルバイトでも社長に普通に話しかけられる雰囲気があります。
困った時にも相談しやすい環境があるのは、すごく良いところだと思います。

── それは確かにTGMらしいですね。

渡邊:社長も「社長だから偉い」というスタンスではなく、「役割分担の一つ」という考え方をしてくれています。
その影響で、現場もとてもオープンな雰囲気になっているんだと思います。

コアバリューへの共感

── 続いて、TGMのコアバリューについてお聞きします。
うちの会社では「誠実」「ファッション」「顧客志向」「チームワーク」「成長志向」の5つをコアバリューとして掲げていますが、その中でも特に共感している項目はありますか?

渡邊:特に共感しているのは、「誠実」と「顧客志向」です。
あとは「チームワーク」も、やっぱりとても大切な要素だと思っています。
この5つはどれか1つでも欠けてしまうと、うまくいかないんじゃないかと思います。

── なぜそのように感じているのか、少し詳しく教えていただけますか?

渡邊:まず「誠実」でないと、お客様からの信頼を失ってしまいます。
信頼がなければ、そもそも商売は成り立ちませんからね。
うちの会社は、誠実さという点ではとても意識されていると思います。

── 具体的には、どういった場面で誠実さを感じますか?

渡邊:店舗の売上や状況など、ほとんどの情報がオープンになっていて、誰でも確認できる環境があります。
こういう体制をとっている会社って、なかなかないと思うんですよね。
もちろん、会社なので完璧な部分だけではないですが、それでも他と比べて不誠実な箇所は非常に少ないですし、健全な運営をしている会社だと感じています。

顧客志向・チームワークについて

TGM従業員インタビュー画像

── 「顧客志向」については、どのように意識されていますか?

渡邊:とにかく「お客様第一」でやらないと、何も生まれないと思っています。
特にうちの会社は、買取でしか利益を生む手段がありません。
だからこそ、買取をいかに伸ばすかが重要なんです。

そのためには、お客様の満足度をとにかく高めること。
ここが崩れてしまったら、会社としての経営も成り立たなくなると感じています。

── 「チームワーク」の面はいかがでしょうか?

渡邊:これも大きな企業ではありがちなんですが、人が多いと、影で誰かをいじめたり、悪い空気が生まれたりすることもあると思います。
でもライフに関しては、そういった雰囲気はほとんど感じたことがありません。

おそらく、会社として「誠実さ」を最優先に掲げているからこそ、そういった文化が根付いているんだと思います。
少なくとも、表面的に見てもそういったトラブルは非常に少ないですね。

── そういった風通しの良さが、働きやすさにもつながっているのかもしれませんね。

渡邊:そう思います。
誰かがいやがらせをしているとか、陰で問題を抱えているといった話も聞きませんし、全体として「気持ちよく働ける職場」になっていると感じています。

仕事のやりがい

── 現在の仕事の中で、最もやりがいを感じる瞬間は?

渡邊:独立店の店長として、店を一から運営していることですね。
自分でお店を作り上げ、常連様が増え、買取が増える。
お客様がまた来てくれた時の喜びは、何より嬉しい瞬間です。

印象に残っている出来事

── これまでで特に印象に残っている嬉しかった出来事は?

渡邊:六丁目店の店長に任命された時ですね。
まさか自分が、という思いもありましたが、それだけ信用してもらえたんだと感じ、とても嬉しかったです。

また、個人としても、多くの常連のお客様がついてくださっていることが大きな喜びです。
中には、普通なら出会うことのないような世界のお客様もいらっしゃって、それがこの仕事の醍醐味だと感じています。

課題・将来の目標

課題への取り組み

── これまで直面した課題と、その乗り越え方について教えてください。

渡邊さん:仮査定業務を任された時、全く経験がなく、正直とても不安でした。
ですが「できないことはできない」と正直に伝えたことで、上司が一緒に解決策を考えてくれるようになり、結果としてスムーズに乗り越えることができました。自分の弱みを隠さずにオープンにしたことで、前に進めたと思っています。

TGM従業員インタビュー六丁の目店店長渡邊画像

将来の目標

── 渡邊さん個人としての将来の目標はありますか?

渡邊:今後は、複数店舗の統括を任せてもらえるような立場を目指したいと思っています。
現場で起こる問題をすべて自分で解決できる力をつけ、次のステップへ進んでいきたいと考えています。

最終的には、自分のチームを持ち、独自の店舗展開に携わることも目指しています。

会社の未来・メッセージ

会社の未来に対する思い

── TGMの未来について、どんな可能性を感じますか?

渡邊:今後、実店舗がさらに増え、「東北・北海道といえばライフ」という存在になると思っています。

今も、東京都内のブランド古着の有名買取店がある中で、ライフは実力をつけ、確実に伸びています。
このまま知名度が上がれば、一気に爆発的に拡大できると信じています。

募集する仲間へのメッセージ

── 最後に、これから一緒に働く仲間に向けてメッセージをお願いします。

渡邊:経験は問いません。
とにかく「素直な人」「挨拶ができる人」と一緒に働きたいと思っています。
素直で前向きな方であれば、きっと成長できる環境だと思います。

── 本日は貴重なお話をありがとうございました!

渡邊:こちらこそ、ありがとうございました。