
「変化を楽しめる人」と、
買取の最前線を次のステージへ。
本部シニアマネージャー 長田学|2019年入社
TGMの買取・販売事業全般を見ながら、今も自ら査定の現場に立ち続けている本部シニアマネージャー・長田学。
営業数値の責任を担う立場でありながら、クロムハーツをはじめとした高額商材の確認や、真贋の最終判断にも深く関わる。経営と現場の両方を見てきた長田は、出店という新しいフェーズを迎えるTGMで、どんな組織を作ろうとしているのか。仙台で働くこと、現場に立ち続ける理由、そしてこれから一緒に働きたい人について話を聞いた。
「長田学」という人
── まず、現在の役割について教えてください。
長田:本部シニアマネージャーという肩書きで、買取・販売の営業数値全般を見ています。言ってしまえば、買取・販売事業の責任範囲が大きい責任者という立場です。
ただ、マネジメントだけをしているわけではありません。今もかなり現場に入っています。理想を言えば、自分が現場に入らなくても回る状態を作りたいのですが、まだそこまではいっていません。
特に査定や真贋の見極めは、これまで自分たちがやってきたことを、文字や仕組みだけで伝えるのがとても難しい領域です。現物を見て、一つひとつ確認することでしか精度を担保できない部分がまだ残っています。仕組み化は道半ばなので、ここは今後の大きな課題ですね。
── マネジメントと現場、比率で言うとどのくらいですか?
長田:6対4と言いたいところですが、日によっては7対3くらいで現場業務に寄る日もあります。それくらい、自分で手を動かす時間が多いです。
── ご出身はどちらですか?
長田:仙台で生まれて、父の仕事の都合で転校を重ねながら、幼稚園の頃に多賀城市へ移りました。それからは、ずっと多賀城です。
社会人になってからは東京や仙台、関西、県北のほうなど、わりといろいろな場所で働いてきました。今も多賀城で暮らしています。
── 仙台で働くことについては、どう感じていますか?
長田:東北の人間からすると、仙台は魅力のある場所だと思います。
全国、他の地域の方からすれば、正直、良い街かはわかりません。「海がある、山がある、自然がある」街は全国探せば他の地域にもあると思うので。ただ、東北出身からすれば、やはり仙台の存在は大きいものだと思っています。

なぜTGMだったのか
── TGMに入った経緯を教えてください。
長田:もともと何社かで働いてきましたが、長く在籍したのが、代表の田上と同じリユース企業でした。そこでのつながりがあって、2019年、ちょうど自分が転職を考えていたタイミングで「うちに来ないか」と声をかけてもらったんです。
コロナの直前ですね。そこから7年ほどになります。
── この7年で、TGMの扱う商材やお客様は変わりましたか?
長田:大きく変わりました。取り扱わなくなったものがあるというより、それまで手を出せなかった高単価の商材に、少しずつ手を広げられるようになってきました。
クロムハーツ自体は以前から扱っていましたが、当時は100万円を超えるようなものになると、まだ真贋の見極めに自信を持ちきれず、踏み込みきれないところがありました。今は数百万円のものでも、基本的には自信を持って買えるようになっています。
扱える幅も、単価も、この7年で大きく変わったと思います。

買取の最前線での関わり
── クロムハーツの査定には、どのように関わっていますか?
長田:一次査定そのものを毎回自分が行うわけではありませんが、査定で上がってきたものの確認と、真贋の最終判断は自分が担っています。
クロムハーツは、ここ数年で相場が一気に高騰した商材です。以前と比べて単価が跳ね上がっていますし、一つのミスで数十万円のロスにつながることもあります。正直、ひりつきながら見ています。
流通自体も、一般の市場にはなかなか回ってこなくなってきている。だからこそ、判断の精度がとても重要になっています。
── 仕事がタフだと感じるのは、どんな時ですか?
長田:物理的に扱う量が多い時です。買取は、お客様から持ち込まれるものなので、こちらで業務量を完全にコントロールすることができません。来る時はずっと来ます。
クロムハーツのように真贋確認が必要なものが続くと、ひどい時は一日中、確認だけで終わってしまうこともあります。
ただ、「2日後まで待ってください」とは言えない。嬉しいことではありますが、同時にタフでもあります。ここはまだ権限委譲が十分にできていなくて、自分がやらないと進まない部分が大きい。だからこそ、いい人たちと巡り合って組織を作っていくことが、この状況を変えるブレイクスルーになると思っています。
長田学の一日と、ファッション
SENIOR MANAGER / DAILY WORK
長田学のある日の業務割合
査定確認や真贋判断の現場に立ちながら、営業数値、部門連携、経営とのすり合わせまで。現場と事業全体を行き来する本部シニアマネージャーの一日です。
査定の最終判断に立ちながら、数字と組織も動かす。
一日の4割強は、宅配・店舗の買取査定の確認と真贋判断。そこに営業数値と四半期計画の進捗管理、ECやジャンル別の販促調整、経営チーム・本部チームとのコミュニケーションが重なります。 現場に立ち続けながら事業全体を見る、本部シニアマネージャーの一日です。
── プライベートで好きなファッションはありますか?
長田:ベースにあるのは、90年代の裏原ファッションです。そこから派生した、若すぎないものが好きですね。ブランドで言うと、NEIGHBORHOODやWTAPSあたり。いわゆるストリート系です。

経営と現場をつなぐ
── 会社のビジョンには、どんな関わり方をしていますか?
長田:私はビジョンを「伝えてもらう側」ではなく、田上、丸山と一緒に「考えて伝える側」の立場です。3人で話す中で、今の状況によりフィットするビジョンはどういうものかを議論して、互いに納得したうえで形にしています。
もちろん、社長が高い視点で考える要素は大きいです。その中で、自分自身も納得・共感できるものになるように意見を出しています。だから現場に伝える時も、自分自身が納得しきったものとして伝えているつもりです。
── 経営と現場の間に立つ難しさはありますか?
長田:経営が見ているものと、現場が見ているものは当然違います。現場の状況を上に持っていくことも、上から現場に伝えることも、どちらも必要です。
そこをつなぐのが自分の役割だと思っています。
── 出店という新しいフェーズについては、どう感じていますか?
長田:大きなチャンスだと捉えています。
ただ、店を一つ出すとなれば、小さな会社なので、新店のために人を採ったとしても、既存のメンバーにも必ず何かしらの負荷がかかります。やる前に「本当にやるべきか」は経営陣で話しますが、いざやると決まれば、社内のどこかに負荷は生まれます。
それでも、「面白そうじゃないか」「これを出したらどれだけ数字が伸びるんだ」と、ワクワク感を持って変化に向かえる人と一緒にやれたらいいですね。

これから一緒に働く人へ
── 新しく加わる人と、長田さんはどう関わることになりますか?
長田:本部全体を見ているので、本部の中のさまざまな部署、いろいろな人と直接やり取りをします。査定はもちろん、それ以外の部署とも実践業務について話す場面が多いです。
店舗運営については、数字を除けば直接口を出す立場ではありません。ただ、店舗の査定内容については本部として確認する権限を持っているので、その部分では店舗とも連携します。
基本的に、まったく接点のないチームはほとんどありません。どの部署に入っていただいても、少なからず関わることになると思います。
── 新しく加わる人に期待することは?
長田:変化を楽しめる人ですね。これからいろいろな変化がありますし、変化がなければビジョンの目標には届きません。それをポジティブに捉えられる人がいいです。
決まったやり方だけをこなすより、新しいことをどんどん切り開いていける人。「また変わるのか」と頭が硬くなってしまう人だと、最初はしんどいと思います。
変わることを面白がって笑えるくらいの人だと、一緒にやっていて心強い。それが嫌なら、ベンチャーの成長企業にいる意味がない、とも思います。
── 買取やリユースの経験がなくても挑戦できますか?
長田:全然大丈夫です。今のTGMの査定はまだ完全には体系化できていないので、マスターするには時間がかかります。
ですが、たとえば「接客は得意です」「服が好きです」といった武器があれば十分です。今はブランドオフさんにも加盟しているので、所定の研修を受ければブランドオフさんの業務ができるようになるパッケージもあります。
そこを受けてもらえれば、あとは実践は必要ですが、接客ができれば戦力になります。戦力化そのものは、それほど難しくありません。モチベーション高く取り組める人なら、どんな方でも歓迎です。
── 最後に、TGMに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
長田:TGMは、まだまだ変わっていく会社です。仕組みも、店舗も、扱う商材も、これからさらに広がっていきます。
その変化を「大変そう」とだけ捉えるのではなく、「面白そう」と思える人と一緒に働きたいです。服が好き。接客が好き。数字を伸ばすことにワクワクする。そういう何か一つの武器があれば、経験の有無だけで決まる仕事ではありません。
仙台で、東北で、これからの買取・販売の現場を一緒に作っていける方とお会いできるのを楽しみにしています。
プロフィール
長田学
仙台生まれ、多賀城育ち。代表・田上と同じリユース企業を経て、2019年にTGMへ入社。買取・販売事業全般を統括する本部シニアマネージャーとして、営業数値の責任を負う。クロムハーツをはじめとする高額商材については、査定確認および真贋の見極めの最終判断を担う。90年代の裏原ファッションをルーツに持ち、NEIGHBORHOODやWTAPSなどのストリート系ブランドを好む。